Nichiren Shoshu

Myoshinji Temple

新年挨拶

2017年1月1日

世界各国の法華講の皆さん、2017年の新春、明けましておめでとうございます。
 年頭に当たり、世界各国の常駐僧侶並びに法華講の皆様に謹んで新年の御祝詞を申し上げます。
 合わせて世界の平和と各国の一層の広布の進展を心よりお祈り申し上げます。
 
 昨年、全世界の日蓮正宗僧俗は、総本山第六十八世御法主日如上人猊下の御指南のもと、2021年・日蓮大聖人御聖誕八百年・法華講員八十万人体制構築に向けて果敢な折伏を展開し、日本国内はもとより、世界各国においても大きな成果を挙げました。
  
 本年は法華講員80万人体勢構築へ向けての第3年目に当たります。
 2021年の日蓮大聖人御聖誕八百年まで残りは4年と少し、正確に言えば1508日であります。
 今年からは、各国法華講は此の日数を考慮に入れて、法華講員80万人体勢構築の完遂をめざし、年ごとの目標、月々の計画、日々の実践、と綿密な計画を立て、講中一丸となって誓願目標達成に向けて活発な活動を展開して行かなければなりません。 
 新しい年の年頭に当たり、一人一人がまず折伏誓願目標達成への決意を新たにして正法広布に邁進して頂きたいと思います。 
 
 日蓮正宗では今年の年間方針を「折伏育成の年」と定めました。
 これを受けまして海外部と致しまして今年の年間実践テーマを以下の3項目に定めました。
 1、勤行・唱題で折伏完遂
  2、御講参詣で人材育成
  3、さそいあわせて登山参詣
以上の3項目であります。
 
 まず年間方針の「折伏育成の年」の意義につきまして、
 誓願達成の鍵となるのは折伏と育成であります。
 特に今後4年の折伏には、新たな下種先を増やして行くことが必須条件であり、そのために新入信の方々の縁によって下種先を広げていくことが何よりも重要な方途となります。
 新たな下種先を拡大していくためにも、新入信の方々の育成は重要な意義を持つのであります。 

 次に年間実践テーマの3項目について、
 第1は「勤行・唱題で折伏完遂」であります。
 勤行と唱題は仏道修行の基本であります。
 勤行は時間を決め、御本尊様にお水を供え、灯明、線香、おシキミを供えて、毎日、朝夕かかさず行う修行です。特に新入信の方には仏前の作法もしっかりと教えてあげることが大切です。
 勤行と唱題によって諸難に打ち勝つ強い生命力を得、自らの境涯を高め、幸福な人生を切り開く強い確信を得て、その信心を新入信の方に教えて育て、そこから今度は、次の下種先への縁を広げて行く、それがこのテーマの意義であります。
  
 第2は「御講参詣で人材育成」であります。
 御講は日蓮大聖人への御報恩謝徳のために毎月奉修される重要な法要であります。
 御講参詣によって、まず第1に、指導教師の法話を聞いて教学の知識を身につけ、次に御講の機会を通して参加した講員と誓願達成への意志を確認し合い、更に登山その他の講中活動を種々協議し、誓願達成の方途を検討するのであります。 
 また御講参詣は、新入信の方々と、信心について、広布について、共に語りあい、新入信の方達が信心の確信をもてるまで根気よく育ててあげる良い機会です。
 その育成が実って、新入信の方達が、自ら確信を持って折伏を実践するようになれば、真にその折伏は成就したと言えるのであります。

 第3は「さそいあわせて登山参詣」であります。
 総本山への登山参詣は日蓮正宗の信心の根本であります。
 総本山は、日蓮大聖人様の魂魄たる本門戒壇の大御本尊が厳護され、日蓮大聖人以来の血脈を紹継あそばされ、私達を成仏に導いて下さる御法主上人猊下がおいでになる根本の霊場です。
 総本山への登山は御法主上人猊下に私達の無始以来の謗法罪障消滅と信心倍増・息災延命の御祈念をして頂き、また私達自身も大御本尊様に直接御祈念して、大きな功徳を積むことができる大事な機会であります。
 総本山への登山によって私達一人一人が大御本尊様の功徳を確信し、大きな歓喜を得て、より堅固な信心を確立することができるのであります。
 また新入信の方も、富士山を背にした総本山の壮麗なたたずまいに接し、大御本尊様の御開扉を受け、信心への確信を得ることができるのであります。
 
 日蓮大聖人様は「寂日坊御書」に
「かゝる者の弟子檀那とならん人々は宿縁ふかしと思ひて、日蓮と同じく法華経を弘むべきなり。」              (御書1394)
と説かれています。
 日蓮大聖人御聖誕八百年の佳節を4年後に迎える今この時、私達は、誠に大聖人様との深い宿縁によって正法広布の陣列に加わり、真剣な祈りと共に折伏に邁進する使命を実践しているのであります。
 「宿縁ふかしと思ひ」との御文を身に体し、これからの4年間、真剣に唱題し、折伏を行じていくこと、それが私達の広布への尊い使命であります。

 また大聖人様は「四条金吾殿御返事」に 
 「殿の御事をばひまなく法華経・釈迦仏・日天に申すなり。其の故は法華経 の命を継ぐ人なればと思ふなり」             (御書1179)
と説かれています。
 今日、「法華経の命を継ぐ人」とは、まさに今、正法を護持し弘通する私達日蓮正宗の僧俗のことであります。
 信心歴の長い人も、新しく入信した人も、皆、法華経の命を継いで後の世に伝える尊い地涌の眷属であり、正法を護持弘通する同志であります。 

 世界各国の法華講の皆さん、「宿縁ふかしと思ひ」、「法華経の命を継ぐ人」との御金言を我が命にしっかりと刻み、今年一年、僧俗力を合わせ、御法主上人猊下の御指南に沿い奉り、強盛なる信心を持って折伏育成を実践し、誓願達成に向けて共に精進してまいりましょう。
 皆様お一人お一人の御多幸と、各国の平和と正法広布の推進を心よりお祈り致しまして、新年の挨拶といたします。

                                         海外部長 漆畑行雄